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ピーリングと拭き取り化粧水で透明感は出ない

くすみを取れば透明感が出るというのは間違いです。

特にダメなのが、ピーリングと拭き取り化粧水の使用です。使い続ければ透明感は一生出ません。

ピーリングの目的は肌色を明るくすることじゃない

ピーリングは美容皮膚科でもやってるからいいんじゃないの?

ピーリングは何のために行うか?という理由が違っています。美容皮膚科では透明感を出すためにピーリングをしているわけではありません。

美容皮膚科でのピーリング処置は、自力で正常なターンオーバーができない肌の手助けをしているだけです。

ターンオーバー、つまり表皮細胞の生まれ変わりは、常に古い角質が剥がれるのと引き換えに新しい細胞が誕生しています。

しかし、歳を取るとターンオーバー周期が遅くなり、どうしても古い角質が溜まってゴワゴワになってきます。このゴワついた角質を除去しないと、新しく肌が生まれ変わりません。そのためシミも残りやすくなります。

自力で古い角質が取れないからピーリングで角質を剥がしているのです。決して見た目のためにやっているのではないのです。

それに勘違いしている人が多いのですが、ピーリングは角質を剥がしているというより、溶かしているということは知っておいたほうがいいでしょう。

透明感目的のピーリングと拭き取り化粧水は完全に逆効果

なぜピーリングや拭き取り化粧水で透明感は出ないの?肌が明るくなるけど……

ピーリングや拭き取り化粧水で落ちるのは「くすみ」です。でも、くすみを取っても透明感は生まれないどころか、逆にくすみをひどくするだけだからです。

くすみを取ろうとすると肌の透明感を逆に失う

上記でも書いていますが、透明感は肌のキメの細かさと肌水分量で決まります。

肌の透明感とは?何が必要なの?

角質が溜まってくすみが出るということは、肌水分量が低い証拠です。その状態ではキメは粗くなります。

余分な角質を削っても、出てくるのは水分量が少なくて粗いキメです。金太郎飴みたいに、削っても削っても透明感条件は満たされないのです。

さらに、角質を急激に減らす行為は肌に危機感を与えます。バリア機能が落ちたと肌が判断すれば、角質は自動的に積み重なりくすみが生じます。

肌の透明感の必須条件はバリア機能維持

ピーリングや拭き取り化粧水の使用は、肌をビックリさせる行為です。やってる本人は肌がツルンとなり綺麗になって満足しますが、肌からしたら「おいおい!バリア機能落ちてるよ!何してんの!?」とビックリするだけです。

ピーリングと拭き取り化粧水というのは、ほとんど自己満足でしかなく、透明感肌の条件から遠ざかるだけなんです。

ピーリングも拭き取り化粧水も40代以降で極たまにだけ許される

歳を取っているならピーリングもあり?若い人は拭き取り化粧水?

個人差がありますが、少なくとも30代から40代前半はピーリングなんて不要です。そんなことしなくても、自然に角質は剥がれます。

仮にピーリングをするとしても、1週間に1回はやり過ぎ。ご年配でかなりゴワゴワの肌の人でも、最初は2週間に1回で、2ヶ月後からは月に1回や2ヶ月に1回などのペースで十分です。それもマイルドなやつで。

20代、30代の人はピーリングしないほうがいいのですが、拭き取り化粧水ならいいと考えている人は多いですね。

でも拭き取り化粧水もピーリングと大して変わりありません。

美容皮膚科のピーリング剤は濃度が濃いですが、一般家庭用のものは濃度がかなり低くなっていて安全です。

でも、安全というのは一度の使用でトラブルが出ないようにという意味であって、連続使用、狭い間隔での使用まで安全が保証されたものではありません。

そもそも、ピーリング成分として代表的なフルーツ酸AHAが拭き取り化粧水に入っていることも多く、拭き取り化粧水は摩擦も加わるので場合によっては拭き取り化粧水のほうが角質を多く剥がします。

若い人はピーリングや拭き取り化粧水に頼るほど、ターンオーバーがおかしくなることはありません。もっぱら原因は洗顔やクレンジングのし過ぎ、メイクでの摩擦過多、寝不足などが原因です。

完全に年齢によって古い角質が落ちなくなった、そのときに初めて意味があるのがピーリングと拭き取り化粧水です。

日本人女性が拭き取り化粧水を使うと透明感を失う理由

ピーリングは分からなくもないけど、拭き取り化粧水ってそんなにダメ?

実は普通の化粧水って日本くらいなんですよね。海外で化粧水というと拭き取り化粧水のことを指します。

フランスなど海外では洗顔をせず、拭き取り化粧水で済ませるというのが日常であります。これは水道水が硬水で刺激が強いからです。日本は軟水。これがキメ細かく透明感ある肌を作っているとも言えます。軟水のほうが刺激が少ないからです。

こんな水事情が違うため、肌を潤す化粧水って海外化粧品ではほとんど見かけません。化粧水美容液のような、美容液の水に近いテクスチャーというのはありますが、化粧水というと拭き取り化粧水のことを指します。

海外で一般的に使われているならいいじゃない?

と思うでしょうが、向こうはシャワー文化で、なおかつ日本女性のように時間をかけて洗顔をしないで、拭き取り化粧水で済ませています。

つまり、お風呂で肌がふやけることもないし、洗顔をした上で拭き取り化粧水を使っているわけじゃないんです。

でも日本女性はどうでしょうか?

お風呂に長く入って、洗顔も丁寧にバッチリ。その上で拭き取り化粧水……となると、海外女性よりかなり角質を剥がしていることになりますよね。

それに、水が硬水のせいか、ヨーロッパなど欧米各地の女性は日本人女性より肌質が強い傾向です。

日本人は拭き取り化粧水の使い方が間違っていて、なおかつ肌質にも合ってないのです。だからバリア機能を壊すだけになり、透明感からどんどん遠ざかってしまいます。

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