1. トップページ
  2. すぐに透明感が出る洗顔料は嘘

すぐに透明感が出る洗顔料は嘘

美容洗顔料の中には、洗うことで肌白くなって透明感が出るというものがあります。

よく手の甲を洗って前後を比較していますよね。

あれ、確かに透明感が出ているように見えますが、あれを透明感とは呼べません。

肌が白くなる洗顔料で透明感は出ない

洗顔料によってはすごく白くなるけどダメなの?

ダメかどうかは製品次第ですが、肌が明るく白くなるのは幻です。

まず、普通の洗顔料でも古い角質を除去するので肌は明るくなります。くすみを取るような洗顔料の場合、2つのタイプがあります。

  • ピーリング作用がある
  • 水分の被膜の残す

このどちらかです。

古い角質が積み重なっている場合(くすみがある)、それを除去することで肌色が元に戻るため、肌が明るくなります。

しかし、くすみを取っても透明感条件は達成できません。そして、くすみは1日で再発します。

くすみを取ろうとすると肌の透明感を逆に失う

また、保湿成分や界面活性剤を肌に残して、水分の皮膜を作る洗顔料もあります。

これはまさしく、水分感を肌に残すことで透明感を演出しているわけです。同じくこれも1日持ちません。1時間も維持されないでしょう。

これらの偽りの透明感に満足してしまうと、肌色が元通りになる度に洗顔をしたくなったり、いつもより時間をかけて洗ってしまいます。すると透明感条件からどんどん遠のくのです。

肌の透明感とは?何が必要なの?

透明感を出す洗顔料はない。邪魔しない洗顔料があるだけ

どんな洗顔料を使えば肌に透明感が生まれるの?

透明感は洗顔料で作れません。だから透明感を生む洗顔料なんてありえません。

透明感というのは肌のキメと水分量によって作られるもの。これはターンオーバーが順調に進むことで作られるので、1日や1週間で達成されるものではありません。

洗顔料の役割は肌状態を正常に保ち、ターンオーバーの邪魔をしないことです。直接的に肌に影響を及ぼす美容作用はありません。

だから、透明感が出る洗顔料というのは、

  • 洗浄力が強すぎない
  • 肌離れがいい

ということになります。

透明感は乾燥(セラミド不足)により失われていくので、角質層の細胞間脂質(セラミド等)を落としすぎない、でも汚れはきっちり落とすようなものが適しています。

どんな洗顔料でも透明感は引き出せる

具体的にどんな洗顔料が条件を満たしているの?

優しく、かつ汚れを綺麗に落とし、適度に古い角質を剥がす洗顔料。

この条件を満たす洗顔料は……

実はどんな洗顔料でもいいんです。

違いをもたらすのは時間です。洗顔にかける時間次第で、どんな洗顔料でも透明感を生み出すお手伝いができます。

弱酸性のアミノ酸系洗顔料が最も肌に優しくて優れています。しかし、この洗顔料で丁寧に丁寧に時間をかけて洗うと、いくらアミノ酸系でも肌が乾燥します。

肌への影響 = 洗浄力 ✕ 時間

なので、時間が大きくなるとマイルドな洗顔料でも肌に悪影響が出ます。

だから、弱アルカリ性の洗浄力が強い洗顔料でも、短時間でサッと済ませれば、弱酸性のマイルドな洗顔料で時間をかけて洗った時と変わらないこともあります。

ただ肌質が弱いと弱アルカリ性でヒリヒリすることがあります。こんな人は弱酸性のアミノ酸系を使うべきですし、肉体労働などで汚れがひどい人はマイルドなタイプの弱アルカリ性で洗ったほうが、総合的に肌を乾燥させないということに。要は場合によって、人によって透明感を引き出す洗顔料は違うということです。

透明感を出したいなら泡洗顔に注意

でも泡が肌に行き渡るのに時間がかかるし、急ぐとこすっちゃうけど?

泡洗顔というのは肌に優しいイメージがありますが、どうしても洗顔時間が伸びてしまうデメリットがあります。

クレンジングと違い、洗顔料で落とす汚れというのは皮脂とホコリが混ざったもの。これはクレンジングのようにクルクル馴染ませる必要はありません。そもそも、ぬるま湯でも十分なくらい落ちる汚れ種類なので、洗浄成分が肌に付着しただけ十分なのです。

泡洗顔は摩擦を肌に与えない点では優秀ですが、必要以上に時間をかけて肌を乾燥させがち。必ずしも泡洗顔が正しいとは限りません。

だったら、泡立たない馴染ませて流すだけの洗顔料のほうが適している人は多いと思います。洗浄成分の力は汚れに付着しただけで効果を発揮するので、馴染ませて水で流すときの摩擦だけで綺麗になります。

洗顔は泡!ゆっくり丁寧に!

というのは思い込みで、摩擦のことしか考えていない発言です。

透明感を引き出すには、いかに肌水分量を落とさないかという点も重要です。透明感肌を目指すなら、洗顔料というより、自分の肌汚れレベルに適した洗浄力と、それに応じた洗い方を変えないといけません。

思い切って泡立たない洗顔料を試す価値あり

具体的にこんな洗顔料が透明感ケアにいいよ!ってないの?

前半にも書いた、

  • 洗浄力が強すぎない
  • 肌離れがいい

という条件があり、後は肌質、顔の汚れ具合によって選ぶだけです。

抵抗感があるかもしれませんが、泡立たない馴染ませるだけの洗顔料は透明感ケアに適しています。泡洗顔に慣れていると最初に抵抗があるでしょうが、慣れてしまうと泡洗顔が面倒くさくて元に戻れなくなります。

このタイプはクレイ(泥)タイプに多いです。ただ火山灰や炭成分が入っているものは避けましょう。微細な傷が角質に入り、それが元でターンオーバーが乱れて透明感を失います。男性はいいかもしれませんが女性の肌には向いていません。

またスクラブや酵素洗顔も透明感ケアには向いていません。イメージではくすみが取れて……となりますが、本当の透明感にはつながらないので注意。

スクラブ洗顔と酵素洗顔はピーリングより透明感を失う

このエントリーをはてなブックマークに追加